• GOLDLENS展

    オールドレンズの企画展

    “アナログ回帰”が様々な分野で話題となっている昨今のブームの中で、撮影の過程から結果に至るまで手軽にアナログ感を楽しめる「オールドレンズ」が静かな盛り上がりを見せています。

     

    本企画は「オールドレンズ」を主体とした、これまでに例のない写真展です。

  • この数年来スマートフォンの内蔵カメラの高性能化が著しく、従来単体カメラが担っていた役割の大半はスマホのものとなりました。では今まだカメラに残されている役割とはなんでしょうか。

     

    その1つは、写真を「記録」としてだけではなく、飛躍的な芸術性を纏わせ、「作品」へと昇華させるという役割です。ただボタンのワンタッチでその場の光景をデータに残すのではなく、人の意識や個性をさらに大きく介在させて記録以上のものを遺すこと。

    これはつまり、カメラを持った皆が「アーティスト」になれる可能性を意味し、日常生活に忙殺される人であっても手軽に楽しめる非日常体験なのです。

     

    この点においてカメラの道具としての可能性はスマホの比ではなく、特にオールドレンズはさらにその楽しみを増幅させます。

    オールドレンズが持つ歴史は、近年のデジタルギアにはどう逆立ちしても纏い得ない要素であり、光学技術の過渡期の痕跡は写真に明らかな証を残し、作品に大きく物語を付加します。1枚を撮るために数倍の手間と思考を動員し、息を止めてシャッターを切る自分に気付きます。

    昨今言われるところのいわゆる「エモさ」の創出において、これ以上のものはないのではないでしょうか。

     

    100本を超えるオールドレンズを所有する私はその魅力と楽しさをよく知る人間の一人です。

    より多くの人にカメラとオールドレンズの楽しさを知っていただき、自分も“アーティスト”として日常の中の非日常を楽しんでもらいたい。

    そのきっかけを提案することこそがこの写真展開催の動機でありコンセプトなのです。

     

    総合プロデュース 仲田 和生

  • オールドレンズ

    【old lens】

    広義ではフィルムカメラの時代に使われていた古いレンズ。
    現代のレンズと比べてコントラストや彩度の低いものが多く、
    柔らかで温かみのある写真表現が特徴。 近年のミラーレス
    一眼カメラにアダプターを介して取り付けることができ、
    デジタル写真においてもノスタルジックな趣をもたらす。
  • 時代の環境

    中古製品の購買需要は年ごとに高まりを見せ、反面、入手や使用に対する抵抗はエコロジームーブメントの定着と共に下がり続けているように見受けられます。

    また、製品を長く大切に使うという点などで、SDGsのいくつかのコンセプトに合致します。

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    オールドレンズを取り上げた動画配信も増え続けており、広い層の人気を集めています。

    また、オールドレンズの価格相場も確実に上昇を続けています。

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    撮影に対する関心は男性を中心に非常に高く、本年の挑戦したい習い事ランキングでも上位に入っています。

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  • イベント概要

    イベント名称 : GOLDLENS (ゴールドレンズ)展

    会期 : 202X

    会場 : 二子玉川蔦谷家電(予定)

    登場オールドレンズ :
    1)PENTAX Super-Takumar 55mm F1.8 (196x)

    2)Carl Zeiss TESSAR 50mm F2.8 (1954)

    3)Kern SWITAR H16 RX 25mm F1.4 (196x)

    4)KMZ HELIOS-33 35mm F2 (1975)

    5)Leitz SUMMAR 50mm F2.0 (1936)

    6)Leitz ELMARIT 90mm F2.8 (1962)

    7)TAMRON 90mm F2.5 (197x)

    8)LZOS MC VOLNA-9 50mm F2.8 (1985)

    9)TAMRON 90mm F2.5 (197x)

    10)FUJIFILM FUJINON L 50mm F2 (1957)

    参加アーティスト : 6~10名

    企画・運営 : 合同会社A&A

    イベント名称「GOLDLENS」は、’輝けるオールドレンズ’という意味で、オールドとゴールドをかけて名付けました。それらが生まれた時代から現代に至るまで、数十年に渡ってその機能的価値は落ちることなく、さらにはまるで金のように資産価値さえ持ち得ます。

    オールドレンズは今も昔も未来も永遠に輝き、そして写した光景をも永遠に輝かせ続けるのです。

  • イベントの目的

    1. 誰もが楽しめる趣味の世界を提案

    オールドレンズを使うだけで、日常を非日常に変えて味わうことができます。誰でも、いつでも、どこでも楽しめるユルいアートとして現代社会に提案していきます。

     

    2. 有限である人類の文化遺産の保護

    今あるそれぞれのオールドレンズは今後新しいロットが生産されることはありません。限りある貴重なプロダクトの機能と魅力を後世に伝えることも大切であると考えます。

     

    3. 写真文化/産業の振興

    その黎明期から今日に至るまで日本が世界をリードしてきた産業をあらためて盛り上げたい。また、個々のレンズのクリエイターである“レンズメーカー”を尊重し、企画の持つ力をメーカーに還元ができる仕組みを構築したいと考えています。

  • 展示方法

    場内はオールドレンズを主役とした展示です。個々のレンズ現品を中心に据え、そのレンズで撮った写真で取り囲みます。レンズは美術品の展示のように、そのレンズの特長、年代、構成、解説などが入ったキャプションが与えられ、見応えを持たせます。

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  • 参加カメラマン

    今回、参加カメラマンとして、さまざまな肩書きを持った老若男女のプロ/ホビーカメラマンを選びます。会社員、美容師、料理人、教師、士業、経営者、主婦、学生、リタイアした方など。公募をし、審査を経て5~10名を選びます。

     

    選ばれた様々な職業/立場/考えの参加者に10本のオールドレンズを順に貸し出して使ってもらい、出展のための作品を撮ってもらいます。多角的に作風を集めることにより、レンズの個性を浮き彫りにする目的です。アーティストとレンズとの相性や、レンズの個性をそれぞれがどのように引き出すかが見どころです。


    また今回オールドレンズを初めて扱う参加者もおり、古いものに対する新鮮な気持ちが作品に反映されていることも期待されます。

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  • ミュージアムショップ

    会場では参加カメラマンの作品のグッズを販売します。
    ポストカードやキャンバスプリントをはじめ、作品のTシャツやスマホカバー、ミニトートバッグなどが揃います。

  • フリーマーケット

    また、会場にはカメラショップや個人のディーラーを誘致し、オールドレンズや中古カメラ、撮影グッズ、カメラアクセサリーなどの販売を行いたいと考えています。

  • イベントの宣伝

    イベントは下記の方法で宣伝/告知されます。

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    オンライン

    • 公式WEBサイト
    • 公式SNS
       Instagram、Facebook、X
    • アーティスト各自のSNS/メディア
    • 会場公式メディア
    • その他関係媒体
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    オフライン

    • 関係各所へフライヤー配布(予定)
    • その他関係媒体へ広告掲載(予定)
  • カメラマンの

    参加申請について

    出展参加カメラマンを募集中です。審査を経て6~10名が選ばれます。

    出展参加費:100,000円

    審査申し込みは無料です。

    出展参加費に含まれるもの:

    • 出展費
    • 展示写真現像費
    • 展示フレーム、キャプション製作費
    • 広告宣伝費
      (オンライン広告、チラシ制作/印刷、パンフレット制作/印刷、WEBサイト)

    参加特典:

    • オールドレンズ貸出
    • 記念写真集出版データ制作
    • ポストカード印刷(10作品×50枚)
    • 撮影レクチャー受講(希望の初心者)
    • 作品をグッズ化&販売
      (在庫負担なし。会期後もオンライン販売し、売上の10%を支払。)

    参加申請フォーム

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